新コインボス『真・幻界諸侯』の登場に伴い、新アクセ『幻界王の首かざり』が実装されました。
このアクセの基礎効果や合成効果である『各弱体系耐性』がちょっとわかりづらい効果なので、関連する情報をざっくりとまとめてみました。
※私の認識を造語を交えてまとめたものなので、公式見解や実際の仕様とは異なる場合が大いにあるのでご注意下さい。また、調査中のものも多いため適宜修正予定です。
『各弱体系』はなにを防げるのか
元々は輝石のベルトの効果として存在し、Ver5で新宝珠として『鉄壁の各弱体系耐性』でも耐性を得られるようになった『各弱体系』の耐性。
でも正直、これで何を防げるか正確に理解してる人は少ないと思います。
この効果で防げるのは主に『ルカニ』『ヘナトス』『ボミエ』などで発生するような、ステータスが減少する効果の一部。
他にも『属性耐性低下』『状態変化耐性低下』などの耐性が下がる効果全般にも対応しているようですが、フォースブレイクの下限保証(いわゆるFB小)は特殊な扱いで、各弱体系耐性が100%の状態でも防げないようです。
また、『眠り』『マヒ』『混乱』『毒』などの状態異常は各弱体系の対象ではないため防ぐことは出来ません。
状態異常・状態変化の分類まとめ
これらを踏まえて、状態異常や状態変化に関して大まかにまとめたのが上の図です。
大きく分けて4つのグループがあり
・各弱体系
ステータスや耐性が下がる効果全般。
各弱体系宝珠や新アクセで防げるのはこのグループ。
・基本状態異常
装備の錬金による耐性やキラポン・弓ポン・まもりのたてなどで防げる効果。
武器スキルの『状態異常成功率アップ』やデュアルブレイカーなどで発生する『状態変化耐性変化』なども基本的にここまでが対象。
・特殊状態異常
キラポンや弓ポンを貫通する特殊な状態異常。
ただし、スタン・与ダメ低下は状態変化耐性(まもたて・DB)の対象。(被ダメ上昇は対象外のはず)
防ぐことは困難ですが、シャインステッキやリムーバーなどで治療可能。
遊び人の『あそぶ』で発生するデメリット効果や、バトマスの『すてみ』による守備力低下も防げないのでこの枠に入れました。
・例外系
防ぐことも治療することも出来ない状態異常。
サソリやドグドラのザオトーン、ラスボス形態変化時のマヒ演出、ベリンダ&ブレンダのダメージ無効効果など、大人の事情で強制力を持つものが多い。
余談ですがファランクスの与ダメ低下は治療不可ながら、天地必殺の与ダメ上昇効果などで上書きが可能です。
だいたいこんな感じになっているはず。
ちなみにグループ名称は私が勝手につけた造語なので公式名称ではないです。
また、各技の効果対象はきっちりグループ通りになっているわけではなく、技ごとに微妙に違っています。
対象の大小関係
各弱体系(赤) < キラポン・弓ポン(青) < まも盾・状態変化耐性低下(青+) < 女教皇・聖者の詩(緑-) < リムーバー・シャイン(緑)
青+:赤~青に加えてスタン・与ダメ低下が対象
緑-:基本的に赤~緑が対象だが、変身・小人は治療不可
例外となる処理
先ほどの図はあくまで基本となる処理で、技ごとに特殊な設定がなされている場合があります。
・・・と言われてもピンとこないかもなので、いくつかその例を挙げてみましょう。
・どろはき(メイヴ)
耐性によって幻惑を防ぐと、行動間隔延長(ボミエ)効果も一緒に防げる。
『幻惑の付与に成功したとき、行動間隔延長の効果が追加で発生』みたいなイメージ。
・裁きの雷槌(レグナード)
キラキラポーンや弓聖の守り星でマヒを防ぐと、本来は防げないはずの感電もいっしょに防ぐことが出来る。
これはキラキラポーンの特殊裁定で、真やいば・ターコイズ・どろはきなども同様に一括で防げます。
装備などのマヒ耐性でマヒを防いでも感電まで防ぐことは出来ません。
・救われぬ死魂(ドグドラ)
キラキラポーンで本来防げるはずの攻撃力低下(ヘナトス)が、ザオトーンと同時に付与されることで防げない。
こちらもキラキラポーンの特殊裁定で、ザオトーンの貫通属性が優先されます。
デルメゼのサファイアボムの爆風もこれと同様の処理になっている模様。
だいぶややこしいですがどろはきや死魂はレアケースで、頻繁に見かけるのはキラキラポーンで余分に防げちゃうパターン。
これらの特殊裁定に関しては『Ver5.0~5.4公式ガイドブック』(キュート本)にも記載されているので、持ってる人はよかったらこの機に読んでみて下さい。
※P191にキラキラポーン、P229にどろはきに関する記述がちょっとだけあります。
以前はまもりのたてや状態変化耐性低下でもキラポンと同様の処理が行われていましたが、2021年3月頃の状態異常関連の修正によりこちらは個別判定に変わってるみたいです。
緊急メンテと説明文の変化
実装初日に緊急メンテが実施され、今ログインするとこんな表示が出てきます。
これは新アクセ『幻界王の首かざり』のアイテム説明文が事前情報と実装で異なっていたという問題。
「何が問題なの??」って人向けにさらっと説明します。
まず、こちらが8/18に配信された 超ドラゴンクエストXTV9周年特番 で紹介された画像です。
このときは『悪い効果にかかりにくくなる』という表記でした。
そしてこれが実際にゲーム内で確認出来るアイテム説明文。
『強さを低下する攻撃から身を守る』という表記に変わっています。
『悪い効果』という表記はまもりのたてやキラキラポーンで使われている表記で、DQXTVの画像を見た人の一部は「まもりのたての効果を得られる首アクセ!?強いじゃん!!」みたいになってたかも。
放送で流れた画像は『※画像は開発中のものです』ってことなんでしょうけど
強さを低下する
→各弱体系耐性の範囲
悪い効果
→各弱体系に加えて毒やマヒなども対象
というわけで、説明文だけ見ると対象範囲が大きく狭まってしまいました。
解釈によってはいわゆる『優良誤認』ってやつに該当しちゃうのかも。
ツール福引き(App Store)やショップのクリスタなど、現実の金銭も絡む問題なので迅速な周知対応がなされたようです。リアルマネーが絡むといろいろ大変ですね・・・
まぁ常時まも盾とかキラポン枠で100%耐性が得られちゃうと耐性装備が死滅しかねないので、各弱体系枠で妥当かなと思います( ˘ω˘ )
おわりに
以上、長くなりましたが状態異常に関連したお話でした!!
だいぶ複雑な仕様ですが、イメージとしてざっくり認識しておくと役に立つことがあるかもしれません。
特に「デュアルブレイカーで状態変化耐性を下げてもレボルスライサーの成功率は変わらないよ!」とか!
書こう書こうと思いながらなかなか書けてなかったやつです;;
肝心の新アクセですが、既存のボス戦を想定するとちょっと使い道に悩む性能。
真っ先に思いつくものだと万魔3の完全制覇を目指す際、キラポン不要になれば構成や立ち回りの自由度が高まって面白そうです。
デルメゼのサファイアボムの対策には多少なるのかも・・・?(未確認) それでもスタンとザオトーンは防げなさそうなのと、被ダメ減少や回復量の関係でちょっと不便。
ドグドラでは救われぬ死魂のヘナトス2段階を防げるなら普通に強いと思います。
また、現在開催中のバトルグランプリにおいては環境に影響するほどのポテンシャルがあるアクセかも。
遊び人のデバフばら撒きをキラポンや弓ポンなしで防げるため、このアクセの存在が遊び人の抑止になりそうです。HPが大きく増える点もなかなか魅力。
それを見据えた実装タイミングだとしたらなかなかエグいですね・・・
部位が違えばなかなか便利なアクセだったと思うんですが、激戦区の首アクセになってしまったのがちょっとかわいそう。
現在の強敵枠であるバラシュナやデルメゼの難易度に大きく影響することはない気がします。
それでも実装したからには将来的に使いどころを作ってくると思うので、ある程度活発なタイミングで作っておくのがよさそうですね。
私もまったり作っていきたいと思います。
それじゃそんな感じで~!!
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コメント
正直まもりの盾の効果付与されたらゲームとしておわってしまうのでこんなもんでいいと思います、滅多にないアクセ更新ですが今までにない効果ですし私はこれでいいと思いますねー
使い道ないとかも聞きますが、強すぎるアクセ実装されてデルメゼ弱くなりすぎても興醒めだと思います
ファランクスの与ダメージ減は状態異常ではなくバフ扱いだってどこかで聞いた気がします
もしよかったらでいいので同じコインボスつながりで強化されたムドーアクセの効果どっちがいいのか記事にしていただけると助かります
強化前はテンション消費なしのがよくて強化後はダメージのがいいって聞いたのですがよくわからず・・・よろしくお願いします