人気武器調査前半の続きです。
調査タイミング:2017年3月22日 18:00頃
今回は棍、ツメ、ムチ、扇、ハンマー、ブーメラン、弓について。
・極楽のこん(Lv90) 101品
武器ガード率2%と2%でターン消費しない効果がついた棍。
武器ガード率、ターン消費しない率ともに非常に棍と相性の良い効果です。
メインウエポンは氷属性の氷結らんげきになりますが、武器に属性がついていないことでなぎはらいや棍閃殺で無属性攻撃の選択肢もあることが魅力的。
生存率を高める目的には最適の棍といえます。
・ヘリオスロッド(Lv93) 643品
武器に2属性がついていますが、氷結らんげきが主な単体攻撃となるため、実質的には3属性で攻撃することになります。
このとき問題となるのはどの属性ベルトを装備するか。
炎光氷の3属性ベルトがあればベストですが、なかなか都合の良いベルトはないもので、氷+炎や氷+光があれば上々といったところでしょう。
どちらにせよ棍でのメイン攻撃は氷結らんげきになりがちなので、武闘家でテンションCT技運用などでなければ氷ベルトが主軸になるんじゃないかと思います。
ツメ 1394品
・古武道のツメ(Lv50) 107品
Ver3.3の素材変更対象品。
他のLv50装備と同じく結晶装備としての需要が高いようです。
原価は24000G程度と気持ち高めですが、ぶどうエキスが店売りなので大きく変動はしないでしょう。
全ての攻撃ダメージ+3%のツメ。
最新装備のケイオスネイルと比べると少々見劣りしてしまう効果ですが、ステータス補正できようさ+20がついていて、そこが人気の要因になっているんじゃないかと思います。
最近活発なレアドロ金策で、少しでもきようさを高めたい盗賊としては必須ともいえる武器ではないでしょうか。
ダメージ効率で見た際には、ダメージ増加とCT短縮&攻撃力の違いでそこまで大きな差は出ないでしょう。
最新装備で攻撃力が高いこともありますが、コロシアムにおいて大きな需要が見込めます。
5%という低確率とはいえ今まで存在しなかった呪いの追加効果を付加出来るというのはゲームバランスを左右するレベル。
攻撃時CT短縮の効果も、相手を選ばず有効な効果。
このことはタワーランスの根強い人気からも見て取れます。
ツメ自体の需要が怪しいところですが、しばらく人気の続くツメとなりそうです。
ムチ 1034品
開戦時75%でピオラ2段階、全てのダメージ+5%。
1つ前のクロスペンデュラムから+21と大きく攻撃力が増加した上に全ダメージ+5%、HP+8 攻魔35と大きな補正がかかる”意外と強力”のひとことで済ませていいのか怪しいムチ。
属性が欲しい時はボルケーノウィップ、それ以外はスライムウィップという使い分けが基本になりそうです。
ボルケーノウィップと比較すると攻撃力の差はわずか4しかなく、ダメージ+5%で難なく取り返せるレベル。
使いどころとしてはこちらが多くなるような気がします。
スライムウィップに優勢な点は攻撃力が4高い点、属性がついているためベルトや属性低下によるダメージアップを見込める点、そしてきようさ+20の補正がかかる点でしょうか。
1本だけムチを買う場合はこちらよりスライムウィップがオススメ。
新装備なので需要が高まっていますが、もう少し落ち着いてからどうなるかが気になるところです。
扇 1255品
回復魔力が50上がり、攻撃時10%で魔導の書の効果が発生する扇。
Ver3.5前期の特技CT変更により、風斬りの舞Ⅲが1ターン目から打てるようになり、扇の需要が高まりました。
こちらは回復や補助寄りの特性で、旅芸人や武闘家はこの扇を選ぶ人が多いのではないでしょうか。
スーパースターはどちらのメリットもあり、踊り子には後述の妖貴妃のおうぎが人気になりそうです。
今まであまり人気のなかった踊り子の攻撃呪文との相性がよい武器です。
スティックと組み合わせて持つことで、武器なしの状態と比べて130ほど攻魔を底上げ出来、踊り子の180スキル、ギラグレイドの威力を高めることが出来ます。
この扇やギラグレイドの実装以前からレグナードの踊り子入り構成などもちらほら見かけていたので、そういった構成には追い風となるでしょう。
魔力覚醒と早読みの杖の発生条件が”行動時”となっているところが優秀で、会心まいしんラップや必殺などでも発動のチャンスがあるのはありがたいですね。
ハンマー 1208品
CT短縮効果はバトルマスターで左手に持っても発生するようで、ダークキングでの需要があるようです。
パラディン用のハンマーとしても無理なくCTを短縮出来るため、ファランクスやアイギスの回転率を上げられる点が優秀。
迷ったらこのハンマーで間違いないでしょう。
ブーメラン 2434品
試合時ダメージ+15%の効果で、コロシアムでの需要があるブーメラン。
コロシアムで猛威を振るう戦士やパラディンに対して、防御力を無視して安定したダメージを与えられるレンジャーのオオカミやフェンリルのダメージを上げる際に使われます。
結晶装備としての需要もそこそこあり、成功品はコロシアムへ、失敗品は結晶用へと振り分けられているようです。
未錬金★3は7万G程度ですが、錬金品の高い物では1000万Gから1億G近い価格で出品されているものも見かけました。
メタル系に必ず1ダメージ以上を与えられるブーメラン。
メタスラ特訓での需要が継続的にあり、これがあるとないとでは効率が大きく変わります。
回転がいいわけではありませんが、基本的に原価より販売価格が高いため、赤字になる心配が少ない商材です。
特訓解放がくると値段が一時的に上がりますが、乗り込みも増えるためにすぐに元の相場に戻ることが多いようです。
呪文発動速度が欲しい時はダークスター、回魔が必要ならビーナスエッジ。と今まで需要が分散していたのがこのブーメランの登場でほぼ完全に一極化しました。
現在のバザーでは呪文発動速度12%で3億G以上の値段が付いています。
速度12%のダークスターは1億G前後で、2億G以上の差に時代の流れを感じます。
MP消費率4%も長期戦では無駄にならない効果です。
弓 1223品
開戦時50%でCT短縮、呪文発動速度も+4%される弓。
50%で発動するCT短縮効果は期待する価値がある確率の高さで、発動したらこの行動、発動しなければこの行動。など戦略の組み立てにも影響する効果です。
特に魔戦のCT短縮はフォースブレイクのタイミングが早まるため、討伐時間に直接的に影響するでしょう。
攻撃時6%で闇耐性をダウンさせ、呪文発動速度も+4%される弓。
6%というのがあまり信頼出来る数字ではありませんが、ないよりはまし程度。
狙って掛けるなら占い師の塔のタロットなどが優秀ですね。
上手く噛み合えば、闇耐性ダウンさせてダークネスショット、ダークネスショットで光耐性がダウンしたところにシャイニングボウの流れが綺麗です。
スライムショットのCT短縮を取るか、サジタリウスの攻撃時闇耐性ダウンを取るかは相手や好みによって評価が大きく分かれるところです。
まとめ
全体を通して目立つのは1000品前後の出品数を誇る
・黒曜のマンダラ
・セイクリッドソード
・聖大剣アスカロン
・トールナイフ
・エンシェントワンド
中でも黒曜のマンダラは1500品を超える出品数でダントツです。
次いで最新武器の座を降りても根強い人気の
・はやぶさの剣改
・フューリーブレード
・タワーランス
・スライムウィップ
タワーランスは既に最新武器よりも出品数が多く、スライムウィップも最新武器と同等の出品数となっています。
各種Lv50装備も結晶需要が高まっている影響で300近い出品数となっているものも多く、人気が伺えます。
出品数の多い武器には需要とその理由があるというお話でした。
職人の商材選びや、装備購入時の指針となれば幸いです。
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