レグナードの怒りは6回行動すると終了しますが、6行動目の歩き出し数歩のところでロストスナイプやロストアタックをしているのを見かけたことはないでしょうか。
レグナードに詳しい方は当たり前のようにやっているテクニックですが、なぜそうするかについてが周知されていないように感じたので改めて書いてみます。
なお、本記事の解説はレグナードⅤのHP50%以下の状況(黄色以降)を想定しています。
関連する基礎知識
行動パターンに関して
レグナード 行動パターン
ノートの図を1枚にまとめたものを今更自分で作りました
少しだけ改変しています#きゅうの自分用メモ pic.twitter.com/PLq6VGxYrs— きゅう (@kyu_dqx) September 21, 2017
毎度おなじみ、きゅうノートを参考に。
今回重要になってくるのは『※6回行動で怒り前のモードへ移行』という部分と、50%~0%の3つのモードです。
怒り明けのタイミング
レグナードとの戦いでは、怒りの管理が非常に重要になってきます。
レグナードは怒り状態で6回行動すると怒りが解除されます。
例えば50%以降に怒った場合、順当に進めば
1.その場で竜の咆哮
↓
2.ダークネスを引っ張り切って反撃
↓(テールはスキップ)
3.通常攻撃を引っ張り切って反撃
↓(ダイブはスキップ)
4.通常攻撃を引っ張り切って反撃
↓(咆哮はスキップ)
5.ダークネスを引っ張り切って反撃
↓(テールはスキップ)
6.通常攻撃を引っ張り切って反撃
↓
6の反撃のあと怒り終了
という流れになります。
ただし、たまに例外処理が発生するため、必ず上記の通り行動するとは限りません。(咆哮飛ばしや、変なとこで咆哮したりとか)
行動確定と怒り解除
基本的にモンスターの行動パターンは
立ち位置や方向を調整しながらターンを溜める
↓
ターンが溜まったら行動を確定して実行
という順序で、行われます。
ターンが溜まるまでは行動は確定していないので、怒り解除が早すぎると
このように、ターンが溜まったタイミングで怒っていないため、行動が再選択されてしまいます。
- HP変化によりモード変化
- 怒りでモード変化(怒りモードへ)
など、確定した行動が書き換わる場合もありますが、怒り解除では確定した行動の書き換えは行われません。
上図のように少し歩いてからロストすることで、怒り状態で行動を確定させてから怒り解除することが出来ます。
2~3歩歩いてからロストするのが確実です。
なぜ6ターン目にロストするのか
まず、6ターン目ロストが必要となるのは50%以降です。
怒り状態のメリットとデメリットをそれぞれ挙げてみましょう。
怒り状態のメリット
ターゲット判断が容易
怒り状態では常に同じ人を狙い続けます。
魔法使いに怒ってくれれば、パラディンは歩き出す前のだいぼうぎょが不要になりますし、魔戦は近付く前のタゲ判断が不要になります。
これがまず大きなメリットで、パラと魔戦の動きに余裕が出ます。
モードや反撃行動が固定化される
50%以降のAモードでは、反撃は『はげしいおたけび』と『テールスイング』のどちらか。
Cモードなら『はげしいおたけび』と『裁きの雷槌』のどちらかが反撃行動として選ばれます。
怒り中はモード変化しないため、6回行動して怒りが明けるまでは、反撃でいきなり想定外の行動が飛んでくる心配がなくなります。
はげおた・テール・雷槌のどれかであればパラディンも処理しやすく、魔法使いも反撃を気にせず攻撃出来るため動きやすくなるはず。(魔法は50%以降全部楽ですけど)
ただし、反撃雷槌は魔戦の負担が大きいため、出来ることならAモードの怒りを優先的に取りたいところ。
魔戦はCモード怒りの時は常に弓ポンやしずくを意識しておきましょう。
行動の予測が容易
この項は出来ればきゅうノートの画像を見ながら読んでください。
怒り中の行動はほぼ固定化されているので、次の行動が何かを予測することが容易になります。
例えば、非怒り50Aモードの雷槌のあとの行動は
- Bモードの通常攻撃
- Bモードのシャイニング
- Bモードの紅蓮の炎
- Bモードのウイングダイブ
- Cモードの通常攻撃
- 怒って竜の咆哮
- (Cモード霜白の氷塊)
- (Cモードテールスイング)
- (Aモード竜の咆哮)
パッと思いつくだけでこれだけあります。(カッコ内はCTC発生時)
全てケアするのは厳しいですし、こういったパターンの多さは非怒り状態が続いた場合の事故要因となります。
特にBモードが厄介。
Bモードでは怒りませんがいつCモードに行くかわからないため怒りも意識しなければならなかったり、Cモード入って雷撃ったと思ったらすぐAモードに入ってパラタゲ通常から咆哮したりで荒れると手が付けられません。
BとCの炎や氷ブレスも床に残ってしまうため、動きが苦しくなる大きな要因のひとつ。
怒り状態でも分岐は発生しますが、基本的には
竜の咆哮→ダークネス→通常(ダイブ)→通常(咆哮)→ダークネス(テール)
くらいのものなので管理しやすく、意識するのもそこまで負担ではないと思います。
なぜ分岐するかを説明するとまた長くなるので、そちらは別の機会にでも。
いきなり怒らない
怒りを上書きして怒ることは基本的にありません。
例外的に激怒→怒りの同居や、『偽怒り』と呼ばれるもの、パラやスパの必殺によるものはありますが、基本的に『怒り中は怒らない』というのは非常に大きなポイント。
レグの場合怒ると即咆哮なので、突然怒って突然咆哮されて一瞬で壊滅みたいな事態が全滅要因となることも多いですよね(´・ω・`)
既に怒った状態であれば、唐突な怒りのケアが不要になるため、どの職も動きに余裕が出るはず。
特に魔戦のバイシやFBで怒ったりすると結構だるいんですよね・・・
怒り状態のデメリット
行動間隔が短くなる
デメリットではありますが、怒りによってターゲットが固定化されているためあまり問題はありません。
パラ怒りでパラに通常攻撃がくるとかだとヤバいですけど!!
ピオや怒りで行動間隔が短縮されている時のパラは頑張ってください!!
攻撃力が高くなる
怒り中は物理攻撃のダメージが上昇します。
堅陣があるから大丈夫と思っていると、怒り打撃の2段目でゴリッと削られてしまう場合もあるかも。
こちらも本当はデメリットなんですが、50%以降で反撃に通常攻撃があるのはBモードだけで、Bモードでは基本的には怒らない(激怒のみ)なのでそこまで意識しなくていいポイント。
怒らない
怒ることと怒らないことがメリットでもデメリットでもあるってのちょっと変な話なんですけど( ˘ω˘ )
なるべく怒り状態を維持したいのですが、先述の通り怒り中に怒らせることは基本的には出来ません。
ここで『怒らせるために怒りを解除する』ことの必要性が生まれてきます。
6ターン目ロストの流れ
ようやく本題。
ここまで読んで頂けたのであれば、怒り状態を維持することのメリットは伝わったかなと思います。
なるべく長く怒り状態で行動を選択させること、なおかつ次の怒りをなるべく早く取ることがとても重要!
怒り5ターン目までは気にしなくておっけー。
怒り6ターン目の行動が確定したら、なるべく早めにロストスナイプ(ロストアタック)を入れましょう。
これにより、怒るかもしれない時間がだいたい15~20秒くらい増えます。
魔法は絶えずメラゾーマを撃っていると思うので、ロストしなかった時に比べて2人合計で4~6発くらい多く怒り抽選が出来るはずです!
ターンのカウントはチャットで数字を打ち込んで自分用メモとして使ったり、定型文を用意しておくのもいいと思います。
(定型だとその場で2連続行動とかのときめんどいかもだけど)
人によってやり方違うと思うんですが、とりあえずわかればおっけー。
ロストは魔戦が行うので、他のメンバーがカウントした場合は魔戦に見えるように打ってあげると優しい!
ターン数カウントは、ほんとは魔法がいちばん余裕があると思うんですが、魔法でレグの動きを意識してる人ってあんまりいないと思うので、基本的には魔戦がカウントすることになると思います。
優しいパラは教えてくれることがあるので、意味深なチャットが見えたら「あ、これロススナしろって意味だ!」って解釈したらよさそう。
少なそうですが、パラ魔戦も出来る魔法ならカウントしてくれることもあるかも・・・?
6行動目になったら数歩でロススナ。(ロスアタも可)
早いほど怒り抽選が増えやすくなりますが、確定前にロストすると怒り行動ではなく通常行動が選ばれ、パラや魔戦にタゲが飛んだり咆哮が飛んできた利して危険です。
行動が確定するタイミングは状況によってまちまちですが、2~3歩歩いたとこなら間違いないはず。
また別の問題ですが、ロストとほぼ同時に怒りを取ってしまった場合も処理が重なって変な挙動をするようなので、可能であればご注意を。
様子見しすぎてしばらく手を止めてしまうのも攻撃の手数が減ってもったいないですし、個人的には時間に余裕があって丁寧に処理する時に意識するくらいでいいかなと思います。
6ターン目ロストの真の利点
先ほど『Bモードは行動がわかりにくくて厄介』みたいなことを書きました。
つまりは『Aモードになるべく長く滞在させると対処しやすい』わけですね。
しかし、自然に怒りを切らす場合は怒りモードから帰ってくるとすぐに次の行動が選択されます。
通常攻撃で怒りを取って、咆哮のあとのダークネスで怒りを取って・・・
と、何度か怒りモードとAモードを往復しているうちに、どうしてもBモードに入ってしまいます。
一方、怒り6ターン目ロストで次の行動が確定するまでに怒りを取った場合はこんな具合。
怒り6ターン目に再度怒りを取り直せば、非怒り時の規定行動が進行することなく何度も怒りを取ることが可能になります。
もちろん怒るかどうかは運が絡みますが、1度もBモードに入らないままで倒しきることも理論上は可能です。
私も上手くいった回では非怒り咆哮を1度も見ないままでHP25%までいったりもしました。
単に怒りを取りやすくなるというだけではなく、Bモードに入りにくくなるという観点からもこの処理は非常におすすめ!
むしろこの点が6ターン目にロストをするべき理由として最も重要じゃないかと思っています。
あと100~75%とか75~50%では別にそこまで6ターン目ロストに拘る必要はないです。
多分しちゃダメってことはないけどあんまりメリットはなさそう。
おわりに
突然ですがここでコマーシャルです。
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魔法使いさん!魔法使いさん!魔法使いさーん!— うなてぃ (@Dq10Unaty) November 16, 2019
レグナード攻略に心血注ぐ精鋭が多く集うチーム『千日紅』ではレグナードに熱意のある魔法使いさんを大募集しています!!
興味のある方はうなてぃ(@Dq10Unaty)さんへご連絡を!!
充実したレグナードライフがあなたをお待ちしています。
野良レグ魔法構成で、75パラガ使って「ウィングダイブ」って白チャで誘導してて、次に「テール」って定型を選択しようとしたら間違って「完璧すぎワロタ」という白チャが鳴り響いて死ぬほど恥ずかしかった。
ていうか死にたい— うなてぃ (@Dq10Unaty) July 24, 2018
チームリーダーのうなさんはレグⅤを実装から(多分)最速で倒した実力者なのですが、お茶目な面もあって素敵な方です。
質問箱などで有益なレグナード情報を垂れ流してくれているので、チーム入隊が出来ない方もフォローみてみてはいかがでしょうか。
それじゃそんな感じで~!!
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コメント
こんにちは。
昨晩、緑で拾って頂きご一緒させて頂いたものです。
魔法さんに一言言われました為、拝見させて頂きました。
わかりやすくタメになりますね。
ありがとうございました。
精進しますm(__)m
よかったらまたよろしくお願いします
m(_ _)m
おおー!ご一緒いただきありがとうございました!
レグは覚えることが多くて慣れるまでが大変だと思いますが、知識が増えると出来る対応がどんどん増えるやり甲斐のあるボスだと思ってます!
私もまだまだなんですけどね。゚(゚´ω`゚)゚。
また機会があれば是非よろしくです~!
うむ、相変わらずマニアック過ぎる記事多い^^;
レグの怒り6ターン後に歩き出したらロストスナイプとかは、、、今からガチ勢になりたい人?ぐらいしかブログ見ないんじゃないかな?
ホントのガチ勢には常識だろうし
出来たら、万魔のチャートとか書いてくれると、多くの一般人に需要がありそうだけどなぁ
そんなチャート書けそうなブログ人って、みみっくほしさんか、雪豹さんか、冒険日誌でいぶさんぐらいかな?と思うんだ
みみっくほしさんなら、一般人が何度も訪問する様な万魔の安定攻略記事を書けると思うんだけどなぁ。。。
個人的な希望ですいません^^;
レグⅤに挑戦する人はほとんどガチめな人かなーと思って書いてみました。
フレにも「怒り6ターン目にロストするのなんで?」みたいな方がいたので!
万魔需要ありそうですねぇ。
私も最近よくお手伝いで呼ばれるんですが、慣れないと消化が結構難しいみたいなのでなにかしら書きたいなとは思っています!
出現パターンにランダム性があったり4人の噛み合いもあるので、ガチガチなチャートではなくある程度の方針みたいな感じになると思いますが・・・
6ターン目ロストした場合って、魔法はそのままエンドまで打ち続けていいんでしょうか?怒りとった
6ロストするのは次の怒りを素早く取るためなので、ガンガン攻撃して下さい!
レグの次の行動までに怒りを取れたらラッキーです!